タイムマシンで過去や未来には行けないと思う
momotanishoko
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まさに記事タイトルの中で答えを書いているが、詳細を以下で説明する。
薬剤師をしていたとき、毎年同じお歳暮をくれる患者さんがいた。大きい缶の箱におせんべいがたくさん入っていて、「またいつもの!」とスタッフどうしの話のネタになっていた。しかし、私が薬剤師をやめてから7年以上が経過しているにも関わらず、あの患者さんがいつも同じお歳暮をくれたことを覚えているのはなぜなんだろうか。それこそが、人の記憶に残る技術なのではないかと思った。その技術とは、「一貫してぶれない」こと。同じことをずっと続けること。なぜあの患者さんがそのおせんべいを選んでいるのか理由は分からないが、一度いただいただけでは記憶に残らないと思う。毎年違う物をいただいていたとしても、何をいただいていたかは記憶に残りそうにない。毎年毎年、あのおせんべいをくれていたから「あ、去年もくれたやつ」からだんだん「あ、いつものおせんべい」と記憶に残るエピソードになっていったのだろう。繰り返し思い出すことで記憶に残る。私は誰かの記憶に残るような生き方をしているだろうか。思い浮かばない。人は2度死ぬという話を聞いたことがある。1度目は一般的な死。2度目は、その亡くなった人のことを覚えている人がいなくなること。ちょっとわかりにくいかもしれないが、例えば私の祖母はもう亡くなっているが、私の記憶の中には存在している。つまり、孫である私たちが死んだら、祖母は本当の意味(?)で死ぬということ。私には子どもがいないから、これから誰かの記憶に残る生き方を見つけたいが、今のところその方法が分からないでいる。